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首位奪取見えた!!神戸 ホームで大きな1勝

[ 2013年6月23日 06:00 ]

<神戸・長崎>前半、先制ゴールを決め喜ぶ神戸・都倉(右はポポ)

J2第20節 神戸2-0長崎

(6月22日 ノエスタ)
 神戸がJの先輩の貫録を見せた。勝ち点3差で肉薄する3位の長崎は、立ち上がりから激しい当たりで2位のホームチームに挑戦状をたたきつける。しかし今季のJ2で最も反則の少ないヴィッセルは相手の挑発に乗ることなく冷静に試合を進めると、前半38分に都倉が先制ゴール。後半26分にはポポが約25メートルの距離から強烈な直接FKを決めてダメ押しした。

 現在クラブはG大阪FWレアンドロの獲得交渉中。加入が正式に決まった場合、FK弾を決めたブラジル人FWは外国籍枠の関係ではじき出される可能性が高い。試合後、ファイティングスピリット賞をもらいマイクを持つと、「この声援は一生、忘れません」と涙を浮かべてあいさつした。

 チームにとっても大きな1勝だった。直接対決を制して3位を突き放すととも、ドローのG大阪に勝ち点2差に迫った。残り10分間を5バックにして相手の追撃をかわし、ここ2戦追いつかれて引き分けていたトラウマも払しょくした。安達監督は「プラン通りの戦い方ができました。今日のような試合を後半戦もしたい」と手応えを口にする。首位再奪取が見えてきた。

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2013年6月23日のニュース