大儀見＆永里　姉妹２トップ初先発で初勝利狙う！

試合形式の練習で、永里（左）大儀見の姉妹が２トップを組む

アルガルベ杯１次リーグＡ組 日本―デンマーク

（3月11日 ファロ）
　国際親善大会アルガルベ杯に出場しているなでしこジャパンは１１日、デンマークと１次リーグ最終戦を戦う。引き分け以下なら７位以下の順位決定戦に回る状況で、ＦＷ大儀見優季（２５＝ポツダム）とＦＷ永里亜紗乃（２４＝同）による姉妹２トップで、大会初勝利を目指す。

　前日調整の紅白戦でコンビを組んだ永里が姉に関し「ターンした時に動きだしてくれている」と言えば、大儀見も妹との連係を「自分がパスの出し手にも受け手にもなれる」と指摘。意外にも先発２トップは生涯初という。小学生時代は姉がＤＦ、日テレ時代は妹が中盤起用が多く、試合開始から前線でコンビを組んだことはない。２人がいずれも交代出場で２トップを組んだ６日のノルウェー戦は姉が「もう少しやるのかな、と楽しみにしすぎた部分が大きかった」と妹にダメ出ししたが、連係向上で連敗阻止への期待がかかる。