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成長見せたシャルケ内田 ドイツ代表に仕事させなかった

[ 2012年10月25日 08:41 ]

<アーセナル0―2シャルケ>競り合うシャルケのDF内田(左)とアーセナルのFWポドルスキ

欧州CL1次リーグB組 シャルケ2―0アーセナル

(10月24日 ロンドン)
 シャルケは粘り強い守備から逆襲を繰り出し、12季連続で1次リーグを突破しているアーセナルを2―0で撃破した。DF内田篤人はマークしたドイツ代表のポドルスキをシュートなしに抑え、キラリと光る攻撃参加で好機を演出。チームとしても個としても成長を感じさせた。

 内田は巧みな位置取りで「強いし、うまい。彼がポイント」とみたポドルスキにいい形でボールを持たせなかった。難しい敵地で守備に力を注ぎながら、機を見てするすると前線へ上がった。

 前半43分にはロングパスで抜け出し、クロスをフリーのフンテラールに合わせた。このシュートは右へ外れたが、内田やファルファンの速攻がジャブのように相手守備を消耗させ、後半31分に内田のクロスのこぼれ球から最後はフンテラールが抜け出して先制点を挙げると、その10分後にアフェライが加点した。

 4強入りした2季前の準決勝では、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)にアウェーで完敗した。敵地でイングランド勢に初めて勝ち、24歳の右サイドバックは「アウェーでも前に出ていくことができた。やっと戦えるようになった」と気持ち良さそうだった。(共同)

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