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レアル倒し「素晴らしい夜だ」 ドルトムントD組首位へ

[ 2012年10月25日 09:00 ]

<ドルトムント2―1Rマドリード>試合終了の瞬間、ガッツポーズをするドルトムントのクロップ監督

欧州CL1次リーグD組 ドルトムント2―1レアル・マドリード

(10月24日 ドルトムント)
 終盤の相手の猛攻に耐え、勝利を告げる笛が鳴った。ドルトムントの選手たちは次々に歓喜のハイタッチを交わし、抱き合った。激戦のD組でトップに浮上したクロップ監督は「夢のような素晴らしい夜だ」と興奮で頬を紅潮させた。

 ホームの大歓声に後押しされ、序盤から積極的なプレスでレアル・マドリードを苦しめた。エジルやロナウドがボールを持てば、時には3人がかりで囲んだ。1―1の後半19分にシュメルツァーの思い切りのいい左足のシュートが決まり、これが決勝点。殊勲の左サイドバックは「レアルから得点して勝つなんて、子供の頃の夢がかなった」と声を弾ませた。

 Rマドリードに欧州CL5度目の対戦で初勝利。昨季まで主軸だった香川真司(マンチェスターU)が抜け、国内リーグでは苦しい戦いが続く。そのうっ憤を晴らすかのような勝利に、試合後はサポーターの大拍手と応援歌が鳴りやまなかった。(共同)

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