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大前ハット「みんなで取った点」決勝で1年目の雪辱だ

[ 2012年10月14日 06:00 ]

<清水・FC東京>前半26分、先制ゴールを決め舌を出して喜ぶ清水・大前(左端)

ナビスコ杯準決勝 清水3-0FC東京

(10月13日 アウスタ)
 全3得点を挙げた清水の大前は「勝つしかないと思っていた。みんなで取った点です」と童顔をほころばせた。

 前半26分、敵陣で自ら蹴ったFKがはじかれると「マークがついていなかった」とゴール左へ。こぼれ球を得た高木の右クロスを、相手DFの背後から頭で叩きつけた。後半18分には高木のパスに抜け出して加点。ロスタイムにPKを決めて締めくくった。入団1年目の08年、チームが進んだナビスコ杯決勝ではベンチ入りできず敗れている。「つらい思い出を払しょくできるように絶対に勝ちたい」と22歳は声を弾ませた。

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2012年10月14日のニュース