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メッシ2発!アルゼンチン首位ターン

[ 2012年10月14日 06:00 ]

2点目を決め喜ぶメッシ

W杯南米予選 アルゼンチン3-0ウルグアイ

(10月12日)
 アルゼンチンがホームでウルグアイを3―0で破り、勝ち点17で前半戦8試合を首位で折り返した。FWメッシが2得点で貢献。コロンビアはFWファルカオの2得点でパラグアイを下し、エクアドルとともに勝ち点16とした。

 瞬時の判断が技ありの一撃を生んだ。2―0の後半35分、ゴール右20メートルのFKでメッシの視線が相手GKムスレラを捉える。「ハイボールに飛び出す体勢。僕が上に蹴ると考えたんだろう。壁の選手も跳び上がると思ったよ」。直後に振り抜いた左足からは跳び上がった壁5枚の下を抜けるグラウンダーの軌跡。裏をかくひらめきでエースがダメを押した。

 ウルグアイには11年夏、地元開催の南米選手権準々決勝でPK戦の末に敗れ、その試合でムスレラはマン・オブ・ザ・マッチの活躍だった。しかし、この日は背番号10が奮闘。後半21分の先制点に加え、9分後の追加点でも起点になると「いちかばちか」と明かしたFK弾で雪辱を果たした。6得点は今回の南米予選で最多タイ。エースの活躍で首位ターンを決め、アルゼンチンが予選突破に加速する。

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2012年10月14日のニュース