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安藤と鮫島が宇都宮凱旋 ギョーザ100人前に「独り占め」

[ 2011年7月21日 18:10 ]

 サッカー女子ワールドカップ(W杯)で優勝した日本代表「なでしこジャパン」の安藤梢選手と鮫島彩選手が21日、出身地の宇都宮市で栃木県庁と宇都宮市役所を相次いで訪問、千人以上の市民が拍手と歓声で迎えた。

 栃木県庁のロビーには約600人が詰め掛け、2人が現れるとカメラのフラッシュが一斉に光った。福田富一知事が「栃木も被災県。つらい時に励ましてくれた2人に報いるためにも精いっぱい応援しよう」と呼び掛け、鮫島選手は「あきらめずにピッチを駆け回る姿でパワーを与えられたらうれしい」と応じた。

 宇都宮市役所では、宇都宮餃子会からギョーザ100人前がそれぞれに贈られた。安藤選手は「ギョーザは大好きなので、独り占めしたい」と満面の笑み。市民約500人から「梢ちゃん」と歓声が上がった。佐藤栄一市長は「被災地の救世主になれるよう、これからも頑張って」と激励した。

 鮫島選手は22日に米国、安藤選手は25日にドイツにそれぞれ出発する。

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2011年7月21日のニュース