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もう練習!宮間「W杯は終わった話 湯郷で日本一目指す」

[ 2011年7月21日 06:00 ]

岡山湯郷の練習に合流しチームメートと談笑する宮間

 なでしこジャパン初優勝の立役者となったMF宮間あや(26)が20日、所属する岡山湯郷ベルの練習に合流した。同じくW杯戦士でチームメートのGK福元美穂(27)とともにランニングや体幹トレなど約2時間汗を流した。W杯レギュラー組の多くが疲労回復の休息を取っている中で“一番乗り”の合流。リーグ戦再開の24日・伊賀戦(岡山県美作ラグビー・サッカー場)へ向け、志願の練習参加で気持ちを切り替えていた。

 成田空港への凱旋帰国から一夜明け、この日午後4時、宮間がなでしこリーグの再開に向け、チーム合流を果たした。新潟の上尾野辺も同日、練習に参加したが、なでしこのレギュラー組では最速の“始動”だ。ランニングや体幹トレをこなしながら、ポストシュート練習ではポスト役を買って出るなどした。

 この日午前には福元とともに美作市役所を訪問。安東美孝市長は2人に市民栄誉賞の授与を明言した。さらに岡山県から県民栄誉賞と県スポーツ特別顕彰を授与されることも決まった。

 「W杯は終わった話。湯郷で日本一を目指す」。世界一効果でクラブには企業からスポンサーに関する問い合わせが殺到しているという。また、沢が所属する31日のINAC戦(ホームズ)ではバス2台による応援ツアーも検討されている。温泉の街を、小さな司令塔が熱くする。

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2011年7月21日のニュース