築地のタコ・パウル３世も「なでしこ」のＶ予言

日の丸が貼られたつぼに入るタコの「パウル３世」

女子Ｗ杯決勝 日本―米国

（7月17日 フランクフルト）
　東京・築地市場で１６日、タコがＷ杯決勝の行方を占った。

　水産物仲卸業者「大辰魚類」にスタンバイしたのは「パウル３世」と名付けられた神奈川県三浦市・松輪産の雄のタコ＝写真。開始前には墨を吐いて水が泥色に濁り、社員の上柿博之さん（４２）は「ドロー（引き分け）かもね」と苦笑。本番になると、水槽にドボンと入ったパウル３世は、日米の国旗が貼られた２つのつぼの中央に舞い降り、間もなく日本のつぼへすっぽりとゴールイン。なでしこジャパン優勝を予言した。

　ドイツでは伝説の予言タコ「パウル君」の後継を争う７匹中、４匹が日本優勝を予言している。