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神戸10戦ぶり勝利!大久保 200試合出場!PKで花

[ 2011年7月17日 06:00 ]

<神戸・C大阪>後半44分、大久保はPKを決めガッツポーズ

J1第5節第1日 神戸4―1C大阪

(7月16日 ホームズ)
 長い、長いトンネルを抜けた。4試合があり、神戸はホームでC大阪と激突。J1通算200試合出場となったMF大久保嘉人(28)がPKを決めるなど、4―1で京阪ダービーを制し、10試合ぶりの勝利を挙げた。

 最後はFW大久保がメモリアル弾で締め、大勝劇の幕を下ろした。2点リードの後半44分、自ら得たPKを右足で沈め、セレッソにダメ押し。6月26日の大宮戦(NACK)以来となる今季リーグ5点目で、自身のJ1通算200試合出場を飾った。

 右足首痛で2試合ぶりに出場し、愛着のある古巣相手に復活弾を見せつけるも試合後は「節目?忘れてました。気にしてないです」と大久保節は相変わらず。それでも5月21日の広島戦(ホームズ)以来、リーグ10試合ぶりの勝利に「勝てればどういう形でもよかった。これがきょう以外もできたら一皮むける」と、ようやく笑顔を見せた。

 チームも、久しぶりに理想的な試合運びを見せた。前半2分、MF朴康造(パクカンジョ)の右クロスにMF松岡が右足で合わせて先制。昨年7月25日の大宮戦(ホームズ)以来、約1年ぶりのリーグ戦ゴールで主導権を握った。前半リズムよく攻め込み、1点リードの後半9分にMFポポ、12分にはMF朴がともに13日のG大阪戦(万博)に続く2試合連続ゴール。3-1と突き放した。

 1得点2アシストで奮闘した朴は「前からプレスにいって、いいイメージのままいけた」と手応えを強調。先制弾の松岡は「神戸の夏はこれからだ!」とお立ち台で絶叫した。関西ダービーで、勝てなかった2カ月を一気に吹き飛ばすような完勝。4発で息を吹き返した神戸が、反攻の夏に打って出る。

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2011年7月17日のニュース