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安藤 新聞1面弾宣言!「最後にしっかり決めたい」

[ 2011年7月17日 06:00 ]

決勝でゴールを狙う!調整する安藤

女子W杯決勝 日本―米国

(7月17日 フランクフルト)
 不振のエースストライカー・安藤梢(29)が大一番でのゴールと新聞の1面を狙う。今大会は全5試合に先発出場しながら無得点だが「FWとしてゴールを取れていないという悔しさはある。でも、決勝戦で取ってやろうという気持ちはある。最後にしっかり決めたい」と決勝戦での爆発を誓った。

 安藤が初の決勝進出の力となっているのは間違いない。豊富な運動量で動き回り、前線で起点になった。積極的にプレスを掛けて守備でも貢献。「しっかりチームのために働かないといけないと思うので、それをやり続ける中でゴールを決められたら最高です」。大会初ゴールを狙っても、献身的なプレーを忘れることはない。

 浦和時代の09年になでしこリーグの得点王とMVPに輝き、翌10年からドイツのデュイスブルクでプレー。「ドイツのサッカーの中でもまれて成長できた」と話す。現地ではシャルケのDF内田やVVVフェンロのDF吉田ら男子の日本代表と食事することもあり「コズコズ」と呼ばれている。年下の内田からは「コズコズ、冷たいんだよね。でも、頑張ってほしい」とエールを送られた。

 世界一に王手をかけ、日本では“なでしこフィーバー”が巻き起こっている。優勝を決めるゴールを決めれば、新聞の1面トップを飾るのは間違いない。「1面を持っていく?ふふ、そうですね」。笑顔を見せた安藤は本気で狙っている。

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2011年7月17日のニュース