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最後まで貫いた“攻めの姿勢”ベンゲル監督「特別な夜になった」

[ 2011年2月17日 09:46 ]

<アーセナル・バルセロナ>後半、同点ゴールを喜ぶアーセナルのファンペルシー(中央)とナスリ(右)。左はベンゲル監督

欧州チャンピオンズリーグ 決勝トーナメント1回戦第1戦 アーセナル2―1バルセロナ

(2月16日)
 アーセナルが終盤に5分間で2点を立て続けに奪い、優勝候補のバルセロナに逆転勝ち。ベンゲル監督は「ファンにとってもわがチームにとっても特別な夜になった」と誇らしげだった。

 前半26分に先制点を許しても、攻撃する姿勢を貫いた。自陣から果敢にパスをつなぎ、敵のゴールを狙った。すると後半33分、縦パスで抜け出したファンペルシーが角度のない位置でGKの脇を鋭く打ち抜き、5分後に右サイドを破ったナスリの折り返しをアルシャビンが正確なキックでゴール右に見事な決勝点。ファンペルシーは「下がれば相手の思うつぼ。勝つために自分たちのスタイルを貫く必要があった」と言った。

 昨季は準々決勝第1戦で2―2と踏ん張りながら、第2戦でバルセロナのメッシに4得点を許し、2試合合計3―6で敗れている。昨季の雪辱へ、ベンゲル監督は「この勝利で自信が増したのは間違いない」と語気を強めた。

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2011年2月17日のニュース