中沢　右足の不安拭えず…開幕戦欠場も

　横浜のＤＦ中沢佑二（３２）が、３月５日の名古屋との開幕戦で欠場を余儀なくされる可能性が出てきた。１３日のＪ２東京Ｖとの練習試合を右太腿の違和感で回避。２日間のオフを挟んで１５日にフルメニューの練習を消化したが、練習後に「右足ではまだパスもやってないしシュートも打っていない」と不安を口にした。完治の見通しについては「トレーナーに５～６週間はみておいた方が良いと言われた」と明かした。

　中沢は昨年１２月１５日にも右太腿を負傷。１月のアジア杯を回避した。１月２５日も同じ箇所に違和感を訴えるなど故障が続いており、今後についても「９０分間出場？やれと言われればやれると思う」とあくまでも軽症を強調する一方で「開幕？監督次第。話をしながらやっていきたい」と慎重な姿勢を崩さなかった。

　栗原とのセンターバックコンビはＪ屈指。目標に掲げる７年ぶりのリーグ優勝には欠かせない守備の要だけに、中沢の回復が遅れればチームに大きな影響を及ぼすことになる。