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敗因は競技場?小倉委員長「首都圏で開幕戦、決勝戦をやらないと勝てない」

[ 2010年12月7日 16:32 ]

 サッカーの2022年ワールドカップ(W杯)招致に失敗した日本招致委員会は7日、東京都内で総括記者会見を開き、小倉純二委員長(日本協会会長)は再びW杯招致を目指す場合、首都圏に開幕戦、決勝を行える条件を満たす収容8万人規模の競技場が必要との考えを示した。

 国際サッカー連盟(FIFA)はW杯開催の条件として主要会場の収容観客数を定めている。日本は今回、大阪に新競技場を建設してメーン会場とする計画だったが、小倉委員長は「首都圏で開幕戦、決勝戦をやらないと(招致レースに)勝てない」と説明した。
 その上で、最新型の競技場建設を提案したロシアが18年大会、カタールが22年大会の招致に成功したのは「国としての力を発揮した」と分析。「国を挙げて戦わないと、もうW杯を招致することはできない」と話した。

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2010年12月7日のニュース