史上２位の年少記録　宇佐美　青のユニホームへの思いは強く

　日本サッカー協会は６日、アジア杯（来年１月７日開幕、カタール）の日本代表予備登録メンバー５０人を発表。ＭＦ宇佐美貴史（１８＝Ｇ大阪）が初選出された。

　青いユニホームに対する思いも強い。１０月のＵ―１９アジア選手権（中国）では準々決勝で韓国に敗れＵ―２０Ｗ杯出場を逃して号泣。「世界の舞台で借りを返したい」と悔しさを隠さなかった。ザッケローニ監督にも常に注目してきた。「セリエＡという本場でやってきた人。サッカーをよく知ってると思うし、そこで持ち味を出せるように頑張りたい」と語った。
　この日のＪリーグ・アウォーズでは、新人王から名称変更されたベストヤングプレーヤー賞を受賞。投票者（１８クラブの監督、選手）全２８７票のうち半数以上の１４７票を獲得。１８歳での受賞は０４年に１６歳で受賞したＦＷ森本貴幸（当時東京Ｖ）に次ぐ年少記録だ。