×

優勝消えてもしぶとく…G大阪、今季初の2位浮上

[ 2010年11月23日 18:07 ]

 【G大阪2―1湘南】リーグ制覇の夢はついえたが、G大阪の闘志はくじかれてはいなかった。「プロである以上、公式戦は結果を求めていかなければいけない」と遠藤は言う。その言葉通りにしぶとく勝ち点3を上乗せし、今季初めて2位に浮上した。

 試合開始30秒足らずで先制したが、前半27分に追い付かれている。何度もつくった好機は決めきれなかった。打開したのは途中出場の佐々木だった。後半30分、遠藤のクロスで抜け出し、右足でゴールを射抜く。17日の天皇杯4回戦に続く活躍に、佐々木は「ゴールに絡むのが途中で出る僕の役割」。
 G大阪はシーズン序盤に低迷していた。ワールドカップ(W杯)による中断明け以降はしぶとい戦いを続けて、着実に順位を上げてきた。よりどころは圧倒的な攻撃力。西野監督は「本来のG大阪のサッカーを追求した結果」と胸を張る。
 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の出場権を確実なものとするためには、残り2試合の戦いが重要になる。遠藤は「最低限の目標だし、確実に取りたい」と言葉に力を込めた。

続きを表示

2010年11月23日のニュース