×

徳島商サッカー部員約10人が55万円分万引

[ 2010年3月3日 22:32 ]

 万引などの疑いでサッカー部員3人が1~2月に補導された県立徳島商業高校(徳島市)は3日、3人以外の部員約10人が高校の聞き取り調査に、過去3年間に計約55万円分の商品を万引したことを打ち明けたと発表した。

 高校は当分の間、サッカー部を活動停止にし、4月からは新1年生だけで活動を始める。部員は「迷惑をかけた」と反省しているという。
 高校は実態を把握するため1月、サッカー部の全部員から聞き取りをした。その結果、1~3年生の部員約10人が入学以降、スポーツ用品店など県内の約40店舗でスパイクなど商品約120点、約55万円分を万引したと明かした。別の部員に万引した商品を売ったり万引するように頼んだりしたケースもあった。
 サッカー部は全国高校選手権大会に38回出場した強豪。部員3人が1月と2月に万引などの疑いで補導されていた。
 宮崎忠司校長は「サッカー部が反社会的行為の温床となってしまった。指導が行き届かず反省している」と話した。

続きを表示

2010年3月3日のニュース