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カメルーン指揮官「日本の印象は今、話したくない」

[ 2010年3月3日 10:19 ]

イタリアとの親善試合に向けた練習でランニングするエトー(前列右)らカメルーンイレブン

 サッカーのW杯南アフリカ大会1次リーグで日本と同じE組のカメルーンは、3日にモナコのモンテカルロでイタリアと親善試合を行う。日本が初戦でぶつかるライバルが、2006年W杯ドイツ大会覇者とどう戦うか注目される。

 エトー(インテル・ミラノ)ウェボ(マジョルカ)ら強力な攻撃陣を擁するカメルーンにとって、W杯への最大の課題は守備の安定だろう。1月のアフリカ選手権では格下のガボン、ザンビア相手に早々と先制点を許す試合が続き、8強止まりに終わった。
 ルグエン監督は今回、同選手権で失点につながるミスを重ねたベテランDFのR・ソング(トラブゾンスポル)をメンバーから外し、18歳のマティプ(シャルケ)らを招集。「チームにプラスを加えたい」と若手発掘に力を注ぐ考えで「アフリカ選手権の時点での遅れを巻き返せると信じている」と守備の改善に自信を示した。
 W杯まであと100日となり、カメルーンにとっても日本の動向は気になるところ。ルグエン監督は「かなり研究はした」と言いながら「印象は今、話したくない。W杯が終わってから話す」と日本の話題については固く口を閉ざした。(共同)

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2010年3月3日のニュース