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川澄、口火弾!宮間も決めた!なでしこ白星発進!

[ 2012年7月26日 06:00 ]

<日本・カナダ>前半33分、川澄が先制ゴールを決めガッツポーズ

女子1次リーグF組 日本2-1カナダ

(7月25日 コベントリー)
 全競技のトップを切ってサッカー女子が始まり、金メダルを目指すFIFAランク3位のなでしこジャパンは1次リーグ初戦で同7位のカナダと対戦。前半33分にMF川澄奈穂美(26=INAC神戸)が先制弾、同44分にもMF宮間あや(27=岡山湯郷)が決めるなど攻守に圧倒し、2―1で快勝した。勝ち点3を獲得した日本は28日にコベントリーでスウェーデンと対戦する。

 口火を切ったのは、五輪初出場の川澄の目の覚めるような先制弾だった。

 前半33分、なでしこの“お家芸”の華麗なパスワークが大舞台でさく裂した。起点は左サイドに展開した沢だった。浮き球のパスを受けた大野がゴールライン沿いを走り込んできた川澄にヒールでつなぎ、川澄が角度のないところから右足で豪快にゴール右サイドネットに突き刺した。

 川澄の一発でチームは完全に勢いづき、前半44分には、主将の宮間が鮫島の左クロスに頭で合わせて追加点。この試合でなでしこジャパンの国際Aマッチ出場試合数が115試合に達し、歴代3位に浮上した節目の試合。歴代7位タイとなる通算29点目を決めて前半を2―0で折り返した。

 後半10分に一瞬の隙を突かれて1点を失ったが、守備陣が踏ん張って2―1で勝利。28日のスウェーデン戦に向けては「コンビネーションは大会中に深まる」と指揮官も期待を寄せる。大事な初戦を制して悲願の金メダルへ好発進した。

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