×

五輪優先レーン運用開始も…交通問題は不安のまま

[ 2012年7月26日 06:00 ]

 ロンドン市内で25日、選手や関係者らをスムーズに運ぶための道路規制や五輪車両専用レーンの運用が始まった。規制はロンドン市内の計約175キロで実施され、うち約48キロが専用レーンになる。ただ、一部区間で規制が先行実施された16日以降、罰金を恐れるドライバーが勘違いして規制区間以外でも1車線に集中。正確な情報が伝わらず、渋滞を招いている。

 鉄道もトラブルが続出。開会式のリハーサルが行われた23日に五輪公園の最寄り駅を発着する2つの路線が一部運休に。24日も「五輪公園と市中心部を7分で結ぶ」といううたい文句の高速鉄道が大幅に遅れた。交通問題はロンドン五輪最大の課題とされてきたが、不安を残したまま本番を迎えることになった。

続きを表示

2012年7月26日のニュース