【細原・騎手で獲る 特別編】8日京都11R 好調カナロア産駒アーモンドアイが重賞初V決める

[ 2018年1月8日 08:00 ]

 キタサンブラックの引退式が行われた7日の京都競馬場。最終レース後にも関わらず、スタンドには大勢のファンが残り最後の雄姿を目に焼き付けていた。「キタサン、サブちゃん、ありがとう〜」。ファンの声に後押しされるように、北島三郎オーナーは予定になかった歌をアカペラで熱唱した。「こんな寒いなか、ファンのみなさんから温かい声援をいただいた。感謝の気持ちを伝えるには歌うしかない。生で声を出さずにはいられなかったね」。サプライズの演出にファンは大盛り上がり。記者も現地で生歌を聴いてジーンときた。みんなから愛された国民的アイドルホース。夢の続きは未来の産駒に期待したい。

 京都11Rシンザン記念はアーモンドアイで勝負。昨年は重馬場でキョウヘイが突き抜けV。今年も早朝から雨予報でタフな戦いになりそうだ。◎の父はロードカナロア。これまで産駒は、芝やや重〜不良の条件で【94119】連対率39.4%と渋った馬場を苦にしない。父は現役時代に鋼の肉体でどんな条件もこなしたように、産駒にも底力はしっかりと継承されている。同産駒は昨年のサウジアラビアRC(やや重)でステルヴィオが2着、雨中決戦だったアルテミスS(発表は良)でもトロワゼトワルが4着と好走。◎アーモンドは切れ味勝負の馬だが、当日渋った条件になっても割り引く必要はない。連勝で重賞初Vだ。馬券は馬単・馬連。相手はファストアプローチ、ブランモンストル、カフジバンガードの3頭に絞って勝負。

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2018年1月8日のニュース