芹沢引退 12・16ラスト騎乗!調教師目指す

[ 2012年10月25日 06:00 ]

今季限りの引退を決めた芹沢純一騎手

 ベテランの芹沢純一騎手(44=栗東・フリー)が現役を引退する決意を固めた。12月16日がラスト騎乗で、引退後は鹿戸明厩舎の調教助手に転身する。

 「25年間、乗り役をやりきった思いだ」と未練はないという。武豊と競馬学校時代の同期生。デビューからこれまでに積み重ねた白星は通算629勝(24日現在)。JRA重賞は95年のシェイクハンドで制したG2ニュージーランドT4歳Sなど8勝。アドマイヤボサツで制した95年の東京大賞典は中央・地方交流競走に指定された元年で「勝って大観衆の声援に体が震えるほど興奮を覚えた」と回顧した。

 「来年こそ調教師試験に合格したい。そのためにも調教助手で馬の近くからさらに勉強する」と調教師を目指す決意を述べた。

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2012年10月25日のニュース