【天皇賞・秋】メンディザバル「ルーラーシップが一番強い」

[ 2012年10月25日 06:00 ]

会見を行うメンディザバル騎手

 【メンディザバル騎手に聞く】

 ――追い切りの感触は?

 ベリーグッド!!前回騎乗した時(昨年の有馬記念4着)よりも、落ち着きがあっていいね。手綱から状態の良さが伝わってきたよ。休み明けを感じさせない動きだった。

 ――パートナーの印象は?

 ギアチェンジが速く、すぐに加速できる。ゴーサインを出したら、ビュンと伸びるところが好きだね。

 ――先週の菊花賞(2着)は直線で右肩関節を脱臼するアクシデントがあった。

 ラスト150メートルで肩に違和感があった。必死に追っていたので、痛みを感じたのはゴールを過ぎてからだった。

 ――今週の騎乗に支障はないのか。

 搬送された病院で、すぐに抜けた肩をはめてもらえたので大丈夫。フランスで落馬した際に、2回脱臼したことがあった。今回の(日本の)短期免許終了後に、フランスに戻って肩の手術をするつもり。癖になっているが、騎乗時に腕を上げ過ぎなければ問題ない。同じことを繰り返さないようにしたい。

 ――ここまで日本のG1は2着2回、あと一歩のレースが続いている。

 日本の競馬はレベルが高いし、来日できたことを誇りに思う。今回は3歳勢が強いと聞くが、自分はルーラーシップが一番強いと思っている。いい馬を任されたので、きっちり結果を出したい。

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2012年10月25日のニュース