「ヒーローではないけれど」チャン・ギヨン&チョン・ウヒ、お互いに惹かれ始める【ネタバレあり】

[ 2024年5月19日 19:30 ]

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=JTBC「ヒーローではないけれど」画面キャプチャー
「ヒーローではないけれど」チャン・ギヨン、チョン・ウヒがお互いに惹かれる心を自覚した。

18日に放送されたJTBC土日ドラマ「ヒーローではないけれど」第5話では、ポク・グィジュ(チャン・ギヨン)とト・ダヘ(チョン・ウヒ)の本心が描かれた。

タイムスリップした過去でト・ダヘの本心を知ったポク・グィジュは、自身も彼女に揺れていることに気づいた。「ト・ダヘを救った人が僕であってほしい。僕が救います」というポク・グィジュの約束。そして自身を救った人がポク・グィジュであって欲しいと言いながら涙を流すト・ダヘのエンディングシーンは視聴者の胸に響いた。お互いを助け合う、2人の切ないストーリーに反応も熱かった。第5話の視聴率は土曜日の放送基準で上昇した数値である4.3%、分当最高5.6%(ニールセン・コリア、首都圏有料世帯基準)を記録した。

この日、ポポク・グィジュは未来が決まったからといえ、ただそれを従うだけにはいかないと言いながら自身の感情から目を背けた。しかし彼はト・ダヘと口付けをした瞬間にタイムスリップし続けた。忘れようとするほど鮮明になる記憶に混乱したポク・グィジュはト・ダヘにキスする前に戻ろうと言った。婚姻届のことも、未来の真実はト・ダヘしか知らないのではないかと言いながら一線を引こうとした。そのため彼女は他の方法を探すことにした。彼女が選んだ方法は、ポク家の人たちに婚姻届の存在を知らせることだった。

ト・ダヘの作戦は的中した。ポク・グィジュの部屋を掃除しながらわざと婚姻届を隠すふりをしたト・ダヘは、その行動を怪しく思ったポク・ドンヒ(スヒョン)に婚姻届を奪われたことで全ての家族に婚姻届を知らせることに成功した。しかし予測しなかったハプニングが起きた。ポク・グィジュが、結婚を急ぐポク・マンフム(コ・ドゥシム)とオム・スング(オ・マンソク)に家族の顔合わせを提案したのだ。ト・ダヘに家族がいるということが気になり始めたポク・マンフムは、裏で調査を始めた。

そしてポク・マンフムはト・ダヘがママと呼んでいるペク・イルホン(キム・クムスン)が前科者だということを知った。しかし、ペク・イルホンも甘い人物ではなかった。ポク・マンフムが自身の過去を探っていることに気づいたペク・イルホンが、ポク家の人々に会いに来て先手を打ったのだ。ポク・マンフムが過去のことに言及すると、ペク・イルホンは堂々と前科者であることを明かし、過ちを悔い改めて生きてきたと答えた。ポク・マンフムは手続き通りに結婚を進めてほしいというペク・イルホンの話になぜか不安を感じた。

一方、ポク・グィジュはタイムスリップした過去で、ト・ダヘの本心を知った。13年前の火事現場で彼女を救った人が本当に自身なのかと責めつけるように聞く自分に、ト・ダヘは答えられなかった。彼女が答えを回避したのではなく、その時のことを思い浮かべることだけで苦しんでいたことを知ったポク・グィジュ。彼女の本音を知った彼は、自身の気持ちも自覚した。しかしポク・グィジュは、今回も自分が全てをダメにするのではないかという心配でなかなか彼女に近づくことができなかった。ポク・グィジュの感情に気づいたオム・スングは「ダメにしたとしても、馬鹿なことをしても、ト・ダヘとの過去を取り戻すことができるじゃないか」と言いながら思う存分に好きになりなさいとアドバイスした。

ト・ダヘの心境にも変化が訪れた。ポク・イナ(パク・ソイ)が持ち忘れた上履きを伝えるために学校を訪れた彼女は、衝撃的な事実を知った。初めてできた友人を無くしたくなかったポク・イナは、このことをポク・グィジュに話したら、自分もト・ダヘが詐欺師だということを家族たちに話すと言った。それだけでなく、相手の心を読む能力を利用してト・ダヘが展開しようとした結婚詐欺の内容まで突き止めた。続いてポク・グィジュとの結婚が容易ではないと思っている彼女の心中まで見抜き、衝撃を与えた。

ト・ダヘはポク家の人たちが過去、未来、本音まで見透かすことができるということに大きく驚いた。彼女はポク家の人々から抜け出さなければならないという不安感に巻き込まれた。その瞬間、ポク・グィジュと出会し、彼から逃げていたト・ダヘが体育倉庫に閉じ込められた。火事のトラウマで苦しんでいた彼女の前にポク・グィジュが現れた。彼女はポク・グィジュの顔を見た途端泣き出した。

そんな彼女に、ポク・グィジュは「それが僕であって欲しいです。ト・ダヘを救った人。僕が救います」と約束した。「私を救ってくれた人が本当にポク・グィジュであってほしいという、ありえない欲が出来始めた」というト・ダヘのナレーションは、今後の展開に対する好奇心を高めた。

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2024年5月19日のニュース