宝塚・花組トップ柚香光が会見 本拠地・宝塚に別れ「あの景色をぎゅっとして持って帰りたい」

[ 2024年3月24日 20:03 ]

最後の大階段から見た景色を「ぎゅっとして持って帰りたい」と明かした宝塚歌劇団花組トップスター柚香光
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 宝塚歌劇団・花組トップスター、柚香光(ゆずか・れい)のサヨナラ公演「アルカンシェル~パリに架かる虹~」が24日、兵庫・宝塚大劇場で千秋楽を迎えた。公演終了後には会見に応じ「無事に終わってホッとしています。あの景色をぎゅっとして持って帰りたい」などと話した。

 最後の大階段をシンプルな黒エンビで下りた柚香は「卒業を決めいざ“最後のあいさつは?”ってなった時にすっと黒エンビを思いました。男役の正装ということで、この飾りがない、黒エンビが何よりも好きだったので」と明かした。

 最後の大階段を下りた心境を「ただひたすらに感謝の気持ちでした」と振り返り「特に今日の大階段を下りた時の空間は何にも替えがたい、特別な空間で、心に刻んで、焼き付けて。(景色を)ぎゅっとして持って帰りたい思いだった」と笑顔を浮かべた。

 15年間、親しんだ宝塚大劇場に「青春のすべてをささげた場所ですし、あまりにも思い出が詰まっている場所。間違いなく、柚香光というものを作って頂いた大切な場所」といとおしそうに振り返った。

 次期トップ永久輝せあ(とわき・せあ)については「彼女がこれからどんな風な組を作ってくれるのか、私もワクワクしながら見たい」と思いを託した。柚香はトップ娘役・星風まどか(ほしかぜ・まどか)とともに4月14日に東京宝塚劇場で開幕する同公演の千穐楽、5月26日で退団する。

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