宝塚花組トップスター柚香光サヨナラ公演、宝塚で千秋楽 男役スター帆純まひろも本拠地ラスト

[ 2024年3月24日 19:00 ]

サヨナラショーで華やかなステージを見せた宝塚歌劇団・花組トップスター柚香光(後列中央)と帆純まひろ(同右)、舞月なぎさ(同左)ら
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 宝塚歌劇団・花組トップスター柚香光(ゆずか・れい)、トップ娘役・星風まどか(ほしかぜ・まどか)のサヨナラ公演「アルカンシェル~パリに架かる虹~」が24日、兵庫・宝塚大劇場で千秋楽を迎え、2人とともに退団する花組スターの帆純まひろ(ほずみ・まひろ)も本拠地を去った。

 緑のはかま姿で最後の大階段を下りた帆純は「この宝塚大劇場の舞台が大好きでした。どんな時もこの場所があるから頑張れました」とあいさつ。「己と向き合い続けた11年間。たくさんの経験をさせて頂きました。“強くなりたい”。下級生のころから、何かを与えられる人になりたくて無力な自分にそう言い聞かせていました」と振り返った。

 「家族を笑顔にしたい、と飛び込んだこの世界でしたが、気づけば私の周りには大切にしたい、笑顔でいてほしいと思う人がこんなにもたくさん増えていました。大好きな大劇場とお別れするのはもちろん寂しいですが、これからも宝塚が続く限り、自分の心が返って来られる場所があると思うだけでこれからの人生も力強く歩んでいけるような気がいたします」などと話した。帆純は2013年に入団。19年には「CASANOPVA」で新人公演の主演を果たすなどスターとして活躍してきた。

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