宝塚・花組トップ娘役・星風まどか、本拠地ラスト舞台「ステキな出会いが私を育て導いてくださいました」

サヨナラショーで美しいデュエットを見せた宝塚歌劇団・花組トップスター柚香光（右）と星風まどか
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　宝塚歌劇団・花組トップスター柚香光（ゆずか・れい）、トップ娘役・星風まどか（ほしかぜ・まどか）のサヨナラ公演「アルカンシェル～パリに架かる虹～」が24日、兵庫・宝塚大劇場で千秋楽を迎えた。

　ピンクを差し色にした胡蝶蘭の花束を抱え、紋付きに緑のはかま姿の星風は「10年前、この場所から私の舞台人としての人生はスタートしました。たくさんのステキな出会いが私を育て導いてくださいました」などと、ゆっくりと言葉を紡いだ。

　さらに「力をあわせ、苦楽をともにし喜びを分かち合った同期。下級生時代、何もわからなかった私に基礎をイチから教え導いて下さいました（元宙組トップスター）真風（涼帆）さんをはじめといたします宙組の皆さま、こんな私を温かく迎え幸せ色に染めて下さいました花組の皆さま。そして柚香さん。柚香光さんに出会わせて頂けたこと。私の人生において大切な宝物でございます」と、宙組トップ娘役から専科をへて花組トップ娘役となった自身の道のりを振り返った。

　柚香へは「どんな時もつないだ手を離さず、歩みを止めることなく常に光を与え続けて下さいまして心から感謝の気持ちでいっぱいでございます」と感謝。最後は「柚香さん、大好き！」と笑顔で叫び本拠地を後にした。