【竜王戦第3局】連勝の藤井竜王、昼食休憩前に伊藤七段と長考連発 先手伊藤で戦型は相掛かり

[ 2023年10月25日 12:50 ]

竜王戦第3局に臨む藤井聡太竜王(日本将棋連盟提供)
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 藤井聡太竜王(21)=王将、名人、王位、叡王、王座、棋王、棋聖含む8冠=が同学年の伊藤匠七段(21)を挑戦者に迎える第36期竜王戦7番勝負第3局は25日午前9時、北九州市の旧安川邸で1日目が始まり、戦型は先手伊藤の相掛かりになった。対戦成績はここまで藤井の2勝0敗。

 両者の対戦では昨年8月のNHK杯以来4局ぶり3度目の戦型。過去2度も、今回と同じ先手伊藤で指され、いずれも藤井が制している。伊藤に何らかの秘策があっての選択とみられる。

 お互いに駒組みを進めた33手目、伊藤が5筋への金上がりに54分、対して藤井も天王山へ歩を進める34手目に62分と長考を連発した。一気に終盤戦も望めそうな激しい変化を内包する戦型だけに、1日目午前から慎重に持ち時間を投入した。午後0時半からの昼食休憩までに持ち時間8時間から両者1時間35分ずつを消費した。

 午前のおやつは藤井が河豚最中と北九州和製コーヒー、伊藤はネジメカ&コク旨チーズセット、北九州産の赤紫蘇ジュース。昼食は藤井が「北の海鮮バターライスっちゃ」。伊藤は「海老香る 関門地ダコの冷製にゅうめん」。対局は午後1時半、再開される。

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