「どうする家康」岡田准一 松潤家康へのスキンシップは愛情表現?「僕の愛情が漏れ出たのかも」

[ 2023年7月16日 17:11 ]

NHK大河ドラマ「どうする家康」のトークショーに出演した織田信長役の岡田准一
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 NHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)で織田信長役が話題を呼ぶ俳優の岡田准一(42)が16日、滋賀県近江八幡市文化会館でトークショーを行った。

 <※以下、ネタバレ有>

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。嵐の松本潤は大河初主演となる。

 中盤のクライマックスとなる戦国最大のミステリー「本能寺の変」(天正10年、1582年)が目前に迫る中、注目のイベント。岡田が今作でトークショーを開くのは初となった。人物デザイン監修の柘植伊佐夫氏、制作統括の磯智明チーフ・プロデューサー(CP)も出席。司会は大津放送局の上原あずみアナウンサーが務めた。

 イベント後に囲み取材に応じた岡田は、家康を演じた松本へのスキンシップの多さについて問われた。「スキンシップが多かったのは、松本君が後輩だったからという。僕の愛情が漏れ出たのかも。冗談ですけど」。いったんジョークで返しつつ、「大河ドラマも時代劇はそうだけど、上が動かないと下の人は動けない。位があるので、僕が動くことで、周りの感情を揺さぶるということが、今回は必要な台本かなと思ってやりました」と、まじめに返答した。

 その一つがスキンシップだった。今回は、家康に圧をかけ続けることがテーマになっていたが、出演シーンは「1話にワンシーン、出ても4シーンくらい」と決して多くはない。「その中で圧を見せていくには必要かなと思って、スキンシップを多めにやっていくことはというのはやっていた」と、考え抜いた岡田の決断だったことを明かした。

 岡田にとって、今回演じた信長は「今回は家康から見た信長という面しか出せていない」という。制限の中で、「この台本の中でできる家康との関係を大事にした信長の悲しさ、セクシーさというか。聞こえはちょっと良くないかもしれないけど、セクシーな人には演じたいと。セクシーで悲しさがある覇王を今回、演じたいとプランを練っていた」と、役作りのテーマを告白。「孤独な死に方をしていく本能寺になると思う。天下人の中の寂しさを演じられればと思っていたので、そこが詰まった最期になったかなと」と語った。

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