中居正広 3―1とリードも「劣勢に見える」と侍打線を心配 6回まで13四死球も12残塁

[ 2023年3月9日 21:47 ]

WBC1次ラウンドB組   日本―中国 ( 2023年3月9日    東京D )

中居正広
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 野球日本代表「侍ジャパン」は9日、東京ドームで行われた第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドB組初戦で中国代表と対戦。2017年の第4回大会に続いて「侍ジャパン公認サポートキャプテン」を務めるタレントの中居正広(50)は侍ジャパンのベンチ横からリポートを担当した。

 試合を生中継するTBSに登場し、スペシャルゲストとして放送席に座った巨人の原辰徳監督(64)から試合直前に「元気になられて良かった!」と声をかけられ、「どうもありがとうございます!」と応じた中居。試合が始まると、先発マウンドに上がった大谷翔平投手(28=エンゼルス)の投球を静かに見守った。

 試合中、最初に声を発したのは日本が3-0で迎えた5回終了後。実況アナウンサーから話を振られ「やっぱり、ちょっと独特の雰囲気がありますね」と切り出すと「大谷選手のタイムリーで、球場はもちろんですけど、ベンチも盛り上がる雰囲気でした」と4回に飛び出した大谷の2点適時二塁打について触れた。

 そして、大谷の後を受けて5回から2番手として登板し、いきなり3者連続三振に斬って取った昨季セ・リーグ奪三振王の戸郷(巨人)について「(NPB使用球より滑りやすいとされる)WBC球について、自分自身は結構しっくりきている、と。スライダーは思った以上に曲がるが、あくまでスライダーは見せ球なので曲がってくれて結構だ、と。そして第2先発、中継ぎについて、クライマックスシリーズ、日本シリーズで経験しているので全く問題ない、マイナスな、ネガティブな感じは全くなく、わくわくと楽しみでしかない、と話してました」と事前取材した際のコメントを伝えた。

 3―1で迎えた6回には村上(ヤクルト)の打席で「調子は悪くない。調子自体は上がってきている、と。打球がまだ思うように上がっていないが、本戦では問題なく入れる、と話していました」と紹介したが、この回も得点は入らず。

 侍打線は中国投手陣から6回まで毎回の13四死球をもらいながら12残塁となかなか得点に結びつかない展開に、6回終了後には「今、球場の雰囲気なんですけれども、なんとなくですけれども、序盤、塁に四球だったりだとかヒットで塁には出ているようなんですけども、点数がなかなか開かず、圧倒的な…なんかね、日本の野球が出てないんじゃないかなって。なんか、こう見ると劣勢に見えるので。このあと、どういうふうな展開になるかちょっと分かりませんね」と心配していた。

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2023年3月9日のニュース