八代英輝弁護士　ガーシー議員、帰国せずに「トルコの支援は言い訳…。言っていることがめちゃくちゃ」

八代英輝弁護士
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　弁護士の八代英輝氏（58）が8日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび！」（月～金曜前10・25）に出演。国会欠席を続けるNHK党のガーシー参院議員が同日の参院本会議を欠席したことに言及した。

　参院が欠席を続けているため、懲罰を科し、この日の本会議での「公開議場での陳謝」を求めていたが、拒否した格好となった。これにより、尾辻秀久参院議長が再び懲罰委員会に付託する。各党はより厳しい懲罰が必要との認識で、最も重い「除名」は不可避の情勢となった。事前に陳謝文を読み上げた動画を参院へ提出したが、“リモート動画陳謝”は認められず、返却されたという。

　八代氏は、トルコを支援のために訪れているというガーシー氏に「トルコの支援についても帰国しないための言い訳に聞こえる」と指摘。帰国しないことに「言っていることがめちゃくちゃなんですよね。不逮捕特権というのは憲法上、保証されているいるものであって、議員の許諾があれば逮捕もできます。ですから別に不逮捕特権というのは万能のものではないというのが1つと、不逮捕特権とパスポートの返納命令というは全然別次元のものであって、パスポートの返納命令は、今の運用上は逮捕状が出れば、出ることになっているわけです。ですから2つがリンクするわけではない」と言い、「ですからこの先、除名になったとして、警視庁の事情聴取にも応じないということになると、パスポートの返納命令、逮捕状が出てっていう形が想定されてますけれども、2つは全くの別のものでして、いずれもガーシー議員の身の安全を保証する類のものではない」と話した。