桂宮治　実は「今でも人前に出るのが本当に大嫌い」「こどもソテリア小石川」開所式でトークショー

東京都文京区の「こどもソテリア小石川」開所式に登壇した桂宮治（撮影・佐藤萌花）
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　落語家の桂宮治（46）が1日、東京・文京区に新しく誕生した「こどもソテリア小石川」の開所式に登壇した。トークショーを行い、好印象な話し方や人との付き合い方などを自身の経験を踏まえて伝授した。

日本テレビの人気番組「笑点」に出演するなど、明るく元気なキャラクターが印象的だが実は人見知りな性格と告白。「すごく陽気な明るい人間で人づき合いがものすごく上手だって思われてるんですけど、私その真逆でして。今でも人前に出るのが本当に大嫌い。できれば今、帰りたいくらい（笑い）」と笑わせつつ、話した。
「付き合いを円滑にする武器は何か、笑顔です。これだけなんです。“知ってるよ”って言ってる人でやってる人ってそんなにいないんですね」と説明。好印象を与える声のトーンなど自身の経験や勉強を重ねる中で得たものを余すことなく観客に伝えた。

「人嫌いで人と付き合うのが下手くそなくせに、要所要所で、素敵な人に出会って、引っ張り上げてもらった。それがあったから、今ここにいる。だから、人との出会いには凄く感謝しています。人との出会いって、本当に大切なこと」と呼びかけた。

同所は、家でも、学校でもない子供にとっての新しい居場所としてオープンした地域子育てのハブ。日本財団「子ども第三の居場所」事業に応募し採択され、全国144カ所（23年1月時点）設置されている「子ども第三の居場所」の文京区第一号拠点として今回オープンした。今後は、子供たちから、子育てに悩む親世代、高齢者など地域の幅広い世代が集う空間として提供していく。