「寛平GM杯争奪ネタバトル最終決戦」出場10組発表 V候補筆頭はあのユニット

[ 2023年3月1日 11:31 ]

「寛平GM杯争奪ネタバトル最終決戦」の発表会見に登場した間寛平(後列中央)と出場者10組の座員たち
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 吉本新喜劇の間寛平GM(73)は1日、「吉本新喜劇記念日2023」(3月21日、なんばグランド花月)で開催される「寛平GM杯争奪ネタバトル最終決戦」の出場者10組を発表した。

 昨年2月にGMに就任した寛平。若手座員にチャンスを与えるため4月からネタバトルを開催した。「最初はどうなるかと思った。スベって、スベって。辞めようかと考えたこともあった」と前途多難のスタート。だが、徐々に若手座員が覚醒。「辛抱してやってたら、皆が大きい声で喋るようになって、お客さんに気持ちが伝わるようになった。やっててよかった」と手応えをつかんだ。

 バトルは座員同士のユニットネタ、ピンネタに漫才、コントなどあらゆるお笑い分野でネタを作り、披露。毎回、優勝者を決めて、今回がグランドチャンピオン大会となる。過去の優勝者6組、審査会推薦枠で4組が最終決戦に臨む。「賞金は30万円。NGKの800人のお客さんの前でどうなるか」と寛平も楽しみにしている。

 優勝候補筆頭は過去5回バトルで優勝した筒井亜由貴(39)、小林ゆう(41)のユニット「なんでもいいよ!!」。小林が「目指す順位?なんでもいいよ…」とユニット名にかけて笑いを誘った。

 ダークホースに挙げられるのは2月に優勝した「ヒロとタツキ」と、審査会推薦の「べたーず」の2ユニット。「ヒロとタツキ」の吉田ヒロ(55)はNSC2期生で、相方の岩崎タツキ(28)は40期生。「レミーマルタン」と謎の言葉で登場し、写真撮影の際にも奇声を発して若手を威嚇。「知名度あるから優勝はオレや」とV宣言した。

 出場最年長は「べたーず」の佐藤武志(68)は、森田展義(47)との“115歳ユニット”で出場する。佐藤は73年に新喜劇に入団し、その後、漫才コンビ「Wヤング」(第2次)として人気を博したが、相方の平川幸雄さんが19年11月に亡くなりコンビ解消。同12月に35年ぶりに新喜劇へ復帰した。「ウチの相方、コロナ、知りませんねん」と笑わせ、「NGKの舞台は久しぶり。新喜劇に戻って、一番の若手やねん」と“舌”好調だった。

 決勝進出者は「三刀流」「べたーず」「ヒロとタツキ」「なんでもいいよ!!」「はっぴーあんどらっきー」「ニイナとヤマト」「花月高校野球部」「玉置ひろゆき・谷川ゆり」「吉岡友見」「人間ごっこらぼ」の10組(出番順)。

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2023年3月1日のニュース