松竹 13日から劇場内でのマスク着用を「推奨」に 「安心感を得られるお客様も多くいらっしゃると」

[ 2023年3月1日 15:20 ]

歌舞伎座
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 松竹は1日、公式サイトで、今月13日以降は直営の各劇場でのマスク着用を「推奨」とする方針を発表した。政府が新型コロナウイルス対策のマスク着用を個人の判断に委ねる新指針をまとめたのを受けての措置。

 松竹は政府の新指針を受けて「政府の方針も十分に尊重しつつ、3月13日以降、各劇場内ではマスクの着用を『推奨』とさせていただきます」と発表。「マスクの着用による飛沫感染リスクの軽減効果は引き続き期待でき、これによってご観劇時に安心感を得られるお客様も多くいらっしゃると考えられますことから、すべてのお客様に安心してご観劇いただけますよう、このような判断に至った次第です」と説明した。

 続けて「公演や劇場によっては、お客様各自のご判断によらず、ご観劇中のマスク着用を皆さまにお願いさせていただく場合もございますので、各劇場の係員のご案内にご協力くださいますよう、何卒お願い申し上げます」とした。

 また、歌舞伎公演の「大向う」(屋号などの掛け声)は昨年10月31日の「十三代目市川團十郎白猿襲名記念 歌舞伎座特別公演」から4階席の「大向うエリア」で劇場指定の関係者によって再開されているが、4月の歌舞伎座「鳳凰祭四月大歌舞伎」から「3階席所定の場所」からの大向うを実施することも併せて発表。大向うについては「飛沫拡散防止の観点から、マスクの着用を前提とさせていただきます」とした。

 松竹はこれまで、東京・歌舞伎座などでの新型コロナ予防対策として「マスク着用にご協力ください(マウスシールド、フェイスシールド等のみご着用はご遠慮ください)」としていた。

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2023年3月1日のニュース