生田斗真 AD役で歴史の重みをかみしめる 2・4放送NHK「大河ドラマが生まれた日」で主演

[ 2023年1月19日 04:00 ]

NHKの特別ドラマ「大河ドラマが生まれた日」で主演を務める生田斗真
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 俳優の生田斗真(38)が、2月4日放送のNHK特別ドラマ「大河ドラマが生まれた日」(後7・30)で主演を務める。1963年の1作目の大河「花の生涯」を制作するため奮闘するテレビマンたちを描く作品。「当時、テレビやドラマの価値を上げた先人たちがいて、自分はその上に立っているんだと感じた」と歴史の重みをかみしめた。

 演じるのはNHKに務める若手アシスタントディレクター役。戦後のスター佐田啓二役を中村七之助(39)が演じているとあり、生田は「もし自分が大河ドラマを企画するとしたら、中村屋の坊ちゃん2人(中村勘太郎、中村長三郎)が青年になった時に主演大河を企画したい」と妄想を膨らませた。上司役で共演する阿部サダヲ(52)も「僕は早乙女太一さんにたくさん殺陣のシーンをやってもらいたいな」と続いた。

 生田自身も昨年放送の「鎌倉殿の13人」などで過去3度、大河ドラマに出演している。「近所に1台しかテレビがない時代から、スマートフォンでドラマが見られるようになった。今の時代に大河の最初期の歴史を見つめ直すのは意味のあること」と作品の意義を強調した。 (吉澤 塁)

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2023年1月19日のニュース