W杯ごみ拾い活動批判 苫米地英人氏、清掃業者の思い推測「仕事楽で同じ時給でラッキーと思ってると思う」

[ 2022年11月28日 21:47 ]

 科学者の苫米地英人氏(63)が28日、TOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜後8・30)に生出演し、サッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会の試合会場で、日本サポーターによるごみ拾い活動に賛否の声が出ていることについて、自身の意見を述べた。

 サポーターらが試合後、スタジアム内のごみを自主的に拾う行為が取り上げられ、多くの称賛の声が上がっている。そんな中、国際政治学者の舛添要一氏は自身のツイッターで反応。「身分制社会などでは、分業が徹底しており、観客が掃除まですると、清掃を業にしている人が失業してしまう」とし「文化や社会構成の違いから来る価値観の相違にも注意したい。日本文明だけが世界ではない」と、手放しでの称賛を避けた。

 苫米地氏は「舛添さんはもしかして政治復帰を深く考えて、“じゃあ乗ろう”みたいなのはあるかもしれない」と、舛添氏のツイートの真意を推測。「MXが(番組で)わざわざ取り上げるほどの話題ではない」と私見を語った。

 その上で、「だって、ごみ清掃はいいに決まってるじゃないですか?汚したらきれいにする、当たり前じゃないですか?これは褒めることで、けなすことじゃない」ともコメント。舛添氏が懸念している清掃業者についても、「今回みたいなのだと恐らく、仕事が楽なだけで同じ時給はもらえると思うので、ラッキーと思っていると思うので、そんなにテレビの話題に上げるほどじゃない」と、推測も込めて話していた。

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2022年11月28日のニュース