東宝シンデレラ 史上最年少10歳の白山乃愛さん 新設男性部門は11歳の空手世界王者

[ 2022年11月7日 05:05 ]

笑顔で手を振る「東宝シンデレラ」グランプリの白山乃愛さん(左)と「TOHO NEW FACE」グランプリの小谷興会君(撮影・会津 智海)
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 沢口靖子(57)、長澤まさみ(35)、浜辺美波(22)らを輩出した「第9回東宝シンデレラ」オーディションの発表会が6日、都内で開かれ、小学4年の白山乃愛さん(10)=埼玉県出身=がグランプリに輝いた。新設の男性部門「TOHO NEW FACE」は、小学5年の小谷興会(おだに・こうえ)君(11)=京都府出身=が選ばれた。

 1メートル30の小さな9代目シンデレラが誕生した。応募者1万2701人の頂点。白山さんは「思ってないことが起きたので、凄くびっくりしています」とうれし涙を流した。

 小4でのグランプリは史上最年少。司会者から「トロフィーの感触は?」と聞かれると、「かんしょくってなんですか?」と聞き返して会場を和ませた。憧れの女優は長澤まさみで、「キラキラしたすてきな女優さんになりたい」と目を輝かせた。副賞として賞金300万円などが贈られた。

 開催は6年ぶり。関係者は「グランプリはほぼ満場一致で決まった」と説明。成長途中の10歳だが、関係者は「美しい顔のパーツは成長しても変わらない」と話しており、大きな可能性を秘めた原石を選んだ。10年後のスターを目指し、所属先となる東宝芸能が時間をかけて育てていく。

 一方、男性部門でグランプリの小谷君は「うれしいの一言」と喜んだ。特技は空手。今年行われた形の国際大会で、10歳男女混合の部を制した現役の世界王者だ。「フルコンタクトの空手でも世界を獲って、俳優としても世界で活躍したい」と二刀流の夢に挑む。

 ◇白山 乃愛(しろやま・のあ)2012年(平24)7月11日生まれ、埼玉県出身の10歳。特技は習字、縄跳び、クラシックバレエ。学校で得意なことは「一輪車です!」。1メートル30。

 ◇小谷 興会(おだに・こうえ)2011年(平23)7月15日生まれ、京都府出身の11歳。特技は空手、水泳、体操など。学校で得意なことは「鉄棒のカッコいい系の技」。1メートル42。

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2022年11月7日のニュース