“パパ活”議員への強い辞職圧力の理由　石戸諭氏が“選挙区の事情”を指摘「ある意味では辞めさせやすい」

　ノンフィクションライターの石戸諭氏（38）が14日、ABCテレビ「news　おかえり」（月～金曜後3・45）に生出演。18歳の女子学生と「パパ活飲酒」などと報じられ、自民党を離党した吉川赳衆院議員（40）＝比例東海＝について語った。

　石戸氏は自民党内からも吉川議員の辞職を求める声が挙がっていることについて、「理由は大きく考えて2つ」と口にする。「1つは当然ですけど、参院選の動向に影響があるから。特に静岡選挙区には間違いなく影響が出るということ」と述べた。

　そしてもう一つの理由には“選挙区の事情”を口に。「吉川議員の選挙区にはもともと細野豪志さんがいてですね。その2人で勝った方を公認するということをずっとやってたんですね」と説明。「で、それでこの間の総選挙で細野さんが勝って、自民党に入党するという経緯があったんで、ひと言で言うと同じ選挙区に2人、自民党議員はいらないっていう話になるから、ある意味では辞めさせやすいっていうところも大きな理由です」と解説した。