フィッシャーズ、医療従事者への“苦言”動画を非公開に 救急搬送時のカメラ撮影が波紋呼ぶ

[ 2022年1月21日 16:10 ]

シルクロードのツイッターより(@RytoSle2)

 人気ユーチューバーグループ「フィッシャーズ」が5日にアップした「シルクロード、呼吸できなくなって救急車に乗ることに。」、また17日にアップした「傷つくわ。」というタイトルの動画が、21日の16時時点で非公開になっていることがわかった。

 リーダー・シルクロードは、5日に投稿した動画の中で、2日に39度前後の発熱やのどの痛み、悪寒といった症状が現れたことを報告。深夜には呼吸困難にもなったため、救急車を呼び搬送されたことを告白し、医師からは「過労による重度の急性扁桃炎」と診断されたことを明かしていた。

 そして17日に公開した動画では「ネットで情報を全部見ててさ、最悪の場合は窒息して亡くなると。もしかしたら、扁桃炎のもっと悪化したヤツの可能性があって。自分ではわからなかった」と、救急車を呼んだ理由を再度説明。病院で症状は緩和し、医師から薬を処方され、一安心したというが「その説明してくれた先生とは違う人が最後に送ってくれたの。その人に、めっちゃショックだったのが『死ぬか生きるか以外で、救急車をそうやって簡単に呼ばないでください』って言われた」と、振り返っていた。

 シルクロードは「死ぬか生きるかわからないからさ、救急車を呼んでるわけよ。いろいろと、医療関係の方も厳しいのは分かるから、そう言いたくなる気持ちも分からなくない。ただ、こっちもこっちで死ぬ思いをしてたから。普通に悲しくなって…『えっ、何でそんなこと言う?』みたいなね。もうちょっと、やわらかく説明してくれるんならいいけど、それもなくて。『他の言い方があったやん?』」と、複雑な思いを語っていた。

 この一連の動画に対し、グループのある行動に波紋が広がる。5日の動画では、「発熱相談センター」に電話するなど、症状が悪化していく様子をシルクロード自身が撮影。そして深夜に救急搬送される様子が、動画のサムネイルに使用されていた。駆けつけたメンバーのモトキが、撮影したものだと推測される。

 どんな状況でもカメラを回し続けるさまを“ユーチューバー魂”と評価する声もあれば「生死に関わる危機的な状況なら動画撮影なんてしない方がいい」「体調が落ち着いた後でゆっくり報告すれば良かったのに」「救急隊員さんだって、コロナ禍で大変だし、キツい言い方になったんだと思う」と、疑問を投げかける声も投稿されていた。

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2022年1月21日のニュース