藤井竜王の封じ手は「3五歩」 王将戦第1局対局再開

[ 2022年1月10日 09:01 ]

<王将戦第1局第2日>開封された封じ手を指す藤井竜王(右は渡辺王将)
Photo By スポニチ

 渡辺明王将(37=名人、棋王の3冠)に藤井聡太竜王(19=王位、叡王、棋聖の4冠)が挑戦する第71期ALSOK杯王将戦7番勝負(スポーツニッポン新聞社ほか主催)第1局が10日午前9時、前日から行われている静岡県掛川市の「掛川城二の丸茶室」で再開された。 棋譜速報

 午前8時44分、挑戦者の藤井竜王が対局場に入室。4分後に渡辺王将が姿を見せ、対局1日目の指し手を再現した。抽選で選ばれた掛川市在住の小・中学生が見つめる中、1日目に竜王が封じた47手目を立会人の森内俊之九段が開封。封じ手は「3五歩」だった。

 持ち時間各8時間のうち、先手の藤井竜王が3時間36分、後手の渡辺王将が4時間5分。副立会は神谷広志八段、記録係は福田晴紀三段が務める。

続きを表示

この記事のフォト

2022年1月10日のニュース