86歳・沢竜二「生涯芸道。死ぬときは舞台で」、15日毎年恒例公演

[ 2021年12月11日 05:30 ]

今月15日に「第34回 沢竜の全国若手座長大会」を開催する大衆演劇の俳優・沢竜二(撮影・小田切 葉月)
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 大衆演劇の俳優・沢竜二(86)が15日に東京・新宿文化センターでプロデュース公演「第34回沢竜の全国若手座長大会」を開催する。各地の大衆演劇から若手座長が集合する毎年恒例の企画。「年齢も年齢。やりたいことをやりました」と語り、長谷川伸原作の「刺青奇偶」に独自の脚色を加えた「いれずみ半太郎」などを披露する。主人公が「生きていてくれ!」と叫ぶ場面があり「コロナ禍でも、生きていればいいことがあると伝えたい」と笑った。

 自粛生活を徹底したことで「500歩くらいで疲れるようになった」。それでも、なお86歳で舞台に立つ。「生涯芸道。死ぬときは舞台で死にます」と力強く宣言した。

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