山田裕貴 元プロ野球選手の父からの言葉に涙「本当に褒めない人なので嬉しい」

[ 2021年12月5日 15:09 ]

山田裕貴
Photo By スポニチ

 俳優の山田裕貴(31)が4日放送のTBS系「人生最高レストラン」(土曜後11・30)にゲスト出演。父からの言葉に涙を浮かべる場面があった。

 山田の父は中日、広島でプレーした元プロ野球選手で、今季まで広島でコーチを務めていた山田和利氏(56)。山田自身も小学生のころに野球を始めたが、「プロ野球選手の息子って言われるのもプレッシャーで、僕が父を追いかけているのか自分の人生を生きているのかわからなくて」と中学でやめてしまったという。すると父から「俺は野球をやれとは言っていない。だが、お前がやると決めたことを何で最後まで続けなかったんだ?」と言われた上に、山田が進学した父の母校でもある高校野球の強豪・東邦(愛知)が甲子園に出場。同級生たちが大舞台で戦っている姿を見て野球を続けなかったことを後悔した山田は当時を振り返り、「自分がやるって決めたことをやめるときって、ものすごく後悔するんだな」「次挑戦するって決めたことは絶対死ぬまで続けようって思ったのがこの俳優のお仕事」と話した。

 さらに番組では、山田の妹に聞いた“父が山田をどう思っているのか”という声を紹介。「褒める父ではないですが、『裕貴はよくやっている。俺にはできないことだからすごい』と前にポロッと言っていました。今も出ている映画やドラマは必ずチェックしているし、映画館に大きく貼り出されているポスターを見て『大きく名前載ってるね』と嬉しそうにしていました」という文面をTBSの宇賀神メグアナウンサー(25)が読み上げた。

 これに対し山田は、涙を浮かべながら「(父親は)本当に褒めない人だった。あの作品はお前の芝居が良いわけじゃなくて、キャラがハマってるだけだからとか。本当に褒めない人なので嬉しいです」と語った。

続きを表示

2021年12月5日のニュース