橋下徹氏 当て逃げ都議問題「やめるべきだと思う」も「強制的にやめさせるのは基本的にはできません」

[ 2021年11月18日 10:33 ]

橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(52)が18日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。7月の東京都議選の選挙運動期間中に無免許運転の人身事故を起こした問題で2度の辞職勧告決議を受けた木下富美子都議について言及した。

 木下氏は17日、見解説明のために招かれていた18日の都議会議会運営委員会を欠席する意向を示した。体調の再悪化が理由としている。議会運営委員会は12日の理事会で木下氏の招致を決定。議員活動を継続する意向を示していることへの説明を求め、18日午前の同委員会で会派ごとに10分ずつの質疑を実施する予定だった。本人が不在となるため、改めて対応を協議する見通し。

 橋下氏は「この都議がどうなるかは最後は都民の判断だと思うんですが、ただ外野から見ても政治家としてやめるべきだと僕は思います」としつつ、「ただこれは個人の判断であって、選挙で選ばれた者を外野が外から強制的にやめさせるっていうのは基本的にはできません」とした。

 そして「厳格なルールを基にやめさせることができる。一つは、これから交通事故の案件で仮に禁固以上の刑にになれば自動失職になる。ただこれは今、捜査中なのでどうなるか分からない。もう一つは都議会が4分の3の議決をもって除名をしても失職になるんですが、除名をする時には何でもかんでも悪い理由を持ち出して除名にすることはできず、議会の運営を妨げた場合に除名にすることになるので今、都議会はそっちの方向に持っていくのかなという気はしている」と説明した。

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