安藤和津 身近なスタッフからのかつての窃盗被害を告白「お腹空いている人の前におにぎりがあったら…」

[ 2021年11月2日 12:47 ]

安藤和津
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 エッセイストでタレントの安藤和津(73)が2日、フジテレビ「バイキングMORE」(月~金曜前11・55)に生出演。かつての窃盗被害を告白する場面があった。

 番組ではタレントで実業家の神田うの(46)が2度目の窃盗被害に遭ったことに特集。うのは2日に都内で行われたイベントでの囲み取材で、経緯を説明。今年7月に自宅で約750万円のダイヤのピアスが片方だけなくなっていることに気づき赤坂署に紛失届を提出。約1カ月後、SNSの撮影などを担当していた20代の女性スタッフが同署に出頭したという。うのは2015年にも、元ベビーシッターの女性に自宅から総額約3000万円相当の貴金属などを持ち出される窃盗被害に遭っている。

 安藤は「スタッフというのは私の感覚だと、仕事の上の家族と思わないとできないんですよ。だから絶対的な信頼が根底にないと、仕事しにくいし、うのちゃんの気持ちがめちゃくちゃよく分かります」とコメント。「私はそんな高いものを持ってないからそれは安心なんだけど」と苦笑しつつ「私もやられましたよ、2回ぐらい。同じパターン」と突然、告白し、共演者を驚かせた。

 安藤は「スタッフで、元旦にお年玉とか現金が必要じゃないですか。うちの夫が20万ぐらい、現金をテーブルの上に置いておいたんですよ。前の日から飲んで、つぶれている売れないお笑い芸人さんとか、俳優さんとかもいたりして、スタッフは女の子だったんですけど、忽然と、30~40分くらいで現金がなくなってたの。『おかしい、なんでなくなったの。これしか人がいないのに』ってお笑い芸人さん、俳優さんも捜してなくて、返して、スタッフだけが残って、元旦だけど警察に届け出ようって言って、別に彼女を疑ったわけじゃないですけど、警察に行ったら、帰り際に、警察の方が『あまりこちらからは言えないですけど、お気を付けになってください』って言われて『ん?』って思ったら、私がすぐ海外ロケに行ったら(女性スタッフから)電話があって『ありました、ピアノのお子さんのオモチャの中に入ってました』って。『そんなわけない、私もそこ見たし』と思ったんだけど、まあ、結局、彼女が(取っていた)。(うのとパターンが)もろ一緒なの」と苦笑した。

 「でも、いい子たちだから、誰の事も疑いたくなかった」と安藤。「良く調べたら、彼女はうちに来る前から金融会社からずっとお金を借りていて、その金利で首がまわらなくなっちゃってた。お腹空いている人の前におにぎりがあったら食べたくなるってよくわかる。結局、その子は警察には出さないで、退職金も少し上げて、田舎に帰ってもらいました」とした。

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2021年11月2日のニュース