井上順 「ザ・スパイダース」に誘われた時に言われた衝撃の言葉とは「無理なことは言わない…と」

[ 2021年10月26日 13:03 ]

井上順
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 タレントの井上順(74)が26日、フジテレビ「ノンストップ!」(月~金曜前9・50)に生出演。グループサウンズ「ザ・スパイダース」加入秘話を明かした。

 井上は16歳の時に「ザ・スパイダース」に加入しデビューし、堺正章(75)とWボーカルで歌った「あの時君は若かった」が大ヒット。解散後はフジテレビの音楽番組「夜のヒットスタジオ」司会者として人気となり、俳優としても活躍を続けている。

 井上は「ザ・スパイダース」加入のきっかけについて、リーダーだった田邊昭知氏(82、現田辺エージェンシー社長)から言われた「歌わなくていいから。立ってるだけでいいから」だったとした。驚くスタジオに、井上は「前にすれ違いで、田邊昭知さんとお会いして、僕のこと見てたらしいんですけど。新しい形のグループにするということで、6人は決まってたけど、1人足りない。6より7の方が響きがいいじゃないですか。それでちょうど僕のことを思い出して、『うちにこないか。無理なことは言わない、立ってりゃいい』と」と言われたと明かした。

 結局ボーカルを担当することになったものの、「本当にちょっとご覧の様に個性のある人たちなんだけど。あんまり男前って人はいませんよね」と理由を説明。当時の写真が大人っぽいと言われると、「背伸びしてたんですよ。大人に見せたいと。そういうのってありますよね」と照れたように話した。

 グループについては「僕は一番年下でしたから、みんなに可愛がられて。年下のいいとこってそこね」と井上。「中途半端な年だと困っちゃうけど、年下だったら『まあ、しょうがないか』とかいろいろ教えてくれるじゃない。そういう意味で僕にとってはいいグループだったんですよ」としみじみと語った。 

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