くりぃむしちゅー 改名20年&結成30年、アッツアツのコンビ愛 新番組「…ナンタラ」17日スタート

[ 2021年10月16日 05:30 ]

笑顔でケーキ入刀する「くりぃむしちゅー」の上田晋也(左)と有田哲平(撮影・小田切 葉月)
Photo By スポニチ

 お笑いコンビ「くりぃむしちゅー」が15日、都内でテレビ朝日のバラエティー「くりぃむナンタラ」(17日スタート、日曜後9・55)の記者会見を行った。1991年の「海砂利水魚」結成から30周年、2001年の「くりぃむしちゅー」改名から20周年の節目。これまでを振り返り、ツッコミの上田晋也(51)は「コンビを組んで不幸せと思わないことが一番幸せ」と“あちちっ!”なコンビ愛を語った。

 会見ではメモリアルイヤーを記念したケーキが登場し「長年連れ添った夫婦以上の関係」と紹介。結婚式のようなケーキ入刀セレモニーをむちゃぶりされ、「は?」と反応した上田だが、最後には「幸せになりま~す!」と宣言。ボケの有田哲平(50)も「人生初のケーキ入刀。相方と一緒にやれて夢がかないました」と笑った。

 ともに熊本出身で、同じ高校のラグビー部に所属。当時から「お笑いをやってみたい」と語り合っていた2人は、いまや単独での出演も合わせ16本のレギュラーを持つ人気コンビに成長した。

 そんな中でも、2人の信頼関係は健在だ。記者から「互いの好き、嫌いなところ」について質問。上田は「誕生日にかなりいいプレゼントをくれるところ。50歳の時には任天堂スイッチ。大好きです」、有田は「嫌いなところは思いつかない。どんな時もリーダーシップを取ってくれて、いつも感謝」と相思相愛ぶりを見せた。

 コロナ禍前までは同じ楽屋で、2人で過ごしていた。同局スタッフは「外まで笑い声が聞こえるほど話が尽きない。まるで男子高校生みたい」と印象を語る。お笑い関係者は「売れっ子でベテランともなれば楽屋は別々のことが多い。プライベートで2人で遊ぶこともまずない。ここまで仲がいいのは、かなり珍しい」と驚きを隠せない様子だ。

 同番組は04年に開始した「くりぃむナントカ」から続く「くりぃむシリーズ」の新番組。深夜帯で放送していた人気企画なども実施予定で、有田は「非常にふざけた、ばかばかしい番組を始めます!」とアピール。芸能界随一の“おしどりコンビ”が、日曜夜10時台に笑いを届ける。

 《おしゃれ終了後即裏番組出演の上田「17年はやりたい」》今年9月まで日本テレビ「おしゃれイズム」のMCを務めていた上田だが、番組終了から2週間で裏番組への出演が発表された。「節操のない男、として定着してます。裏番組をぶっつぶせ!の気持ちでやっていきます」と語った。新番組についても「少なくとも17年はやりたい。なぜなら“おしゃれイズム”が16年半だったからです」と意気込んだ。

続きを表示

この記事のフォト

2021年10月16日のニュース