橋下徹氏、根拠なしの自粛要請にキッパリ「番組の仕事をしてなかったら全然従わないよ」

[ 2021年10月16日 22:46 ]

元大阪市長で弁護士の橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(52)が16日放送のABEMA「NewsBAR橋下」(土曜後9・00)に出演し“コロナ自粛”と同調圧力について持論を説く場面があった。

 橋下氏は、自粛要請について「従うか従わないかは自由なはずなのに、みんなが叩くというかね。マナーとか、そうあるべきだってことでね。国民がそういうことに従っちゃうと、政治家がだらしなくなっちゃいますよ」と、指摘する。「根拠も何もつくらずに、言えばみんなが従うんだから。『この法律を作ろうと思ったら、憲法に違反するんじゃないだろうか』とか、いろいろと議論をしなきゃいけないのに。それをすっ飛ばしちゃって『お酒は20時半まで』とか言うんだったら、法律必要ないもんね」と、厳しく批判した。

 「僕は、営業の制限をするんだったら制限するでいいんですけど。それだったら、政治家が腹をくくって、批判を受けながらも法律をつくればいいのに。それをやらないのは、国民が従ってしまってるのではないかって。それを言うと、また『煽るな』って批判が出るからね」と、続けた。

 これに、MCの「サバンナ」の高橋茂雄(45)が「橋下さんはそれを行動に移すこともできるわけじゃないですか?『俺は店に行って、夜中まで酒を飲むわ』とSNSで発信することもできる。なぜそれをしない?」と痛いところを突くと、橋下氏は「それは僕がだらしないんですよ」と苦笑い。「人には言っときながら、自分はやらない。僕は番組で偉そうなことを言うわけですよ。もし自分が感染を拡大する原因となったら、人様に申し訳ない。そこは謙虚にならないといけないのかなと。僕、こういう番組とかの仕事をしてなかったら、全然従わないよ。『根拠は何なんだ?』ってね」と、語った。

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2021年10月16日のニュース