石田純一 岸田新総裁に「国民のほうを見て、イズム、カラーを遠慮しないで出して欲しい」

[ 2021年9月30日 17:59 ]

俳優の石田純一
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 俳優の石田純一(67)が30日、隔週で木曜コメンテーターを務める文化放送「斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!」(月~金曜後3・30)に生出演。29日、自民党総裁選で第27代総裁に選出された岸田文雄前政調会長(64)について私見を述べた。

 安倍晋三前首相と菅義偉首相の計8年9カ月の政権を振り返り、「今回の総裁選ではやっぱり安倍、菅政権、ほぼ9年近く、言ってみれば長期政権の負の遺産とか、いろいろ問題があったところをいろいろ総括できる絶好の機会であったにも関わらず、退陣なさった安倍さんがいまだに凄い影響力を持っていることが結構分かりましたよね」と石田。「表向きには派閥からの自主投票と出ていましたけど実際は…開票結果を見てみると、派閥が色濃く反映したというか、今までの総裁選とあんまり変わらなかったなという感じはしました」と言及した。

 29日、党本部で記者会見した岸田新総裁について、「今回も主張されていたけど『分配なくして成長なし』ということで。いわゆる『アベノミクス』をどれぐらい本当に修正していけるのか?格差のない社会を作っていけるのか?というのを僕は注目したいんですけども」と石田。

 続けて、「国会の中と国会の外は意見がずっと離れていますが、そこをどう埋めていくか?どちらかと言うと国民のほうに向いてきて欲しいのに、総裁選の途中ぐらいまでは安倍さんに対する配慮とか、迎合とかが見えていたから…」と私見を述べつつ、「ここからはちょっとそちら側を見るのではなく、国民のほうを見て政治をやっていただきたいなと思います。岸田イズム、岸田カラーを…やっぱりこれからはもうちょっと遠慮しないで出していって欲しい、注目していきたいと思いました」と明かした。

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