橋幸夫が引退へ 80歳誕生日の23年5月3日がラストステージ「歌手にも定年のようなものが必要」

[ 2021年9月30日 05:30 ]

橋幸夫
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 吉永小百合とのデュエット「いつでも夢を」や「潮来笠」などの曲で知られる歌手の橋幸夫(78)が、80歳の誕生日となる23年5月3日で引退する意向を固めたことが29日、分かった。来月4日に都内で会見を行う。

 関係者によると、年齢による歌声の衰えなどから決断。来年1月からラストツアーが計画されており、23年5月3日のステージでマイクを置くという。

 橋はスポニチ本紙に「歌手には定年がない。ヒット曲を出し続けることが難しい今、昔の曲だけでズルズルと続ける人も中にはいる。これからの歌手の世界には定年のようなものが必要で、失うものがあったとしても、誰かが先陣を切らなければと思った」とコメントした。

 関係者によると引退後は介護業界への協力に関心があるという。

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2021年9月30日のニュース