「緊急取調室」撮了 キントリついに解散!天海祐希も万感 第1シーズンからの8年間は「本当に宝物」

[ 2021年9月16日 07:00 ]

「緊急取調室」のクランクアップを迎えた天海祐希(C)テレビ朝日
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 女優の天海祐希(54)が主演を務めるテレビ朝日「緊急取調室」(木曜後9・00)第4シーズンがこのほどクランクアップ。16日、拡大スペシャルで最終回(第9話)を迎える。2014年1月期の第1シーズンから約8年。天海は「長い時間をキントリの中で過ごすことができて、とても幸せに思っています。皆さんと過ごせた時間、真壁有希子として過ごせた時間は本当に宝物になっています」と万感の表情。“キントリ”は当初からの予告通り、ついに解散となる。

 「GOOD LUCK!!」「14才の母」「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」などで知られる井上由美子氏が脚本を手掛ける刑事ドラマ。叩き上げの取調官・真壁有希子(天海)が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーと共に、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げる姿を描く。

 解散を7日後に控えるキントリが最後に挑むのは、今シーズン最大の黒幕、国土交通副大臣の宮越肇(大谷亮平)。伝説の活動家・大國塔子(桃井かおり)が起こしたハイジャック事件に端を発する政界をも巻き込む戦い。その真実をマル裸にしようと、激闘が展開される。

 キントリのメンバー・菱本(でんでん)が国土交通副大臣・宮越の秘書を切りつけた容疑で逮捕された。菱本の無実を信じる有希子(天海)たちは、菱本を救うために力になりたいと現れた、ハイジャック犯・大國塔子の国選弁護人・空見子(大塚寧々)と手を組むが…。

 天海はいつにも増して集中力を高め、最後の撮影に参加。物語の中でもキーポイントとなる、でんでんとの2人のシーンでクランクアップを迎えた。

 現場にいる全員から鳴り止まない拍手を送られた天海は「長い時間をキントリの中で過ごすことができて、とても幸せに思っています。皆さんと過ごせた時間、真壁有希子として過ごせた時間は本当に宝物になっています」と全シリーズを通して培った並々ならぬ思いを吐露。「本当にありがとうございました!愛されるキントリを作っていただけて本当に幸せでした!!」と感無量の面持ち。その後も、照明スタッフに「まさに“光の魔術師”でした」と声を掛けるなど、スタッフ一人一人に心のこもった謝辞を述べて回った。

 約8年にわたる鉄壁のチームワークを発揮してきたキントリ。背水の陣で臨む「最後の戦い」、そして実にキントリらしく締めくくる「解散の瞬間」を、レギュラーキャスト陣も一丸になって最後まで熱演した。

 ▼田中哲司(キントリメンバー・梶山勝利役)無事にクランクアップを迎えられて、よかったです!撮影終わってからも、みんなで体調に気をつけて、また元気で会えたら、うれしいです。お疲れ様でした!

 ▼でんでん(キントリメンバー・菱本進役)活気あふれるスタッフの皆さん、素敵なキャストの皆さんと、最後まで仕事ができたことは、本当に何て言っていいのかな…幸せ者ですね。足掛け8年、このキントリのメンツでいられたことを誇りに思っています。ありがとうございました。

 ▼小日向文世(キントリメンバー・小石川春夫役)お疲れ様でした!楽しい現場でいつも大笑いしながら撮影できて、本当に幸せでした。天海ちゃん、本当にありがとう。いやもう、本当にお疲れ様でした!本当にありがとうございました!

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